英語や資格のための勉強をしたりするときに、たくさん方法があって
どうやって勉強するか迷ったりしませんか?
例えば英単語を覚えるときに大まかに方法として
読む
単語を読んで覚える
書く
単語を書いて覚える
聞く
単語を聞いて覚える
または音読する
という方法があります。
私は書いて覚える派なのですが、結構書いて覚える方法は批判があり、
「ムダだから今すぐやめて。それよりも何度も読みなさい。」
と英語の先生に言われたことがあります。
でも書いた方が覚えるんだけどな、、でも効率が悪いのかな、、、
なんかよくわかんないからもういいかなとギブアップした記憶があります。
なぜこのように、英単語を覚えるという同じ結果を目指しているはずなのに
オススメの方法に違いがおこるのか。
それは人それぞれが使っている感覚の違いにあったのです。
どの感覚が強いのか
私たちは五感を通じて、いろんなものを感じています。
私たちは満遍なく五感すべてを使っているように思えますが、よく使う感覚が人により違うのです。
NLP(神経言語プログラミング)では、人がよく使っている感覚ごとに
視覚タイプ、聴覚タイプ、触覚タイプと、3つのタイプに分けています。
自分のタイプを知ることにより、どういった学習法があっているかを推測することができるのです。
下のサイトでタイプを知ることができます。
http://brain.sinritest.com/NLPvak.htm
視覚タイプ
本や画像からのインプットがおすすめ
聴覚タイプ
音読やオーディオブックなど音を使った勉強法がおすすめ
身体感覚タイプ
ノートに書くなど、手を動かす方法がおすすめ
身体感覚が強い人は書く勉強法もありですね。
強い感覚は人それぞれですが、一つの感覚だけしか使っていないということはないので、
読みながら音読する、書きながら音読など、いろんな方法を使ってインプットするのがよいようです。
なぜ書く勉強法はムダだと言われやすいのか
よくノートを綺麗にとっても成績は上がらないとか単語帳を作るのは無駄と言われますが、
綺麗なノートをとって成績が優秀な子だってたくさんいます。
なぜ読んだり、聞いたりの勉強法よりも書く勉強法が批判されるのか
① 読んだり書いたりに対して、書くというのは時間がかかる
②勉強しているつもりになりやすい
時間がかかる
早く終わらせたい勉強で、時間がかかるというのはデメリットです。
ですが、身体感覚の人は体を動かすと覚えやすくて、じっくり理解していくタイプなので、
急がば回れ方式で書いて覚えるのもいいと思います。
時間がかかるから何度も読む方式で本を読んで理解しようとしたときに、
一応読んだけど、ボーと読んでしまって頭に何も残っていないということがありました。
キーワードを書き出しながら読む方法に変えたところ、遅くはなったのですが書くことにより集中できました。
書くのは時間がかかるけど集中できるというのが利点だと思います。
読んで集中できれば早いし効率がいいのですが、人の適正ですね。
理解した後は音読や、読んで復習するという方法に変えて時間を短縮するのがいいと思います。
勉強のつもりが作業になってしまっていた
単語を覚えるために書いているはずなのに、途中から書きさえすればいいと思って作業になってしまう。
○ 書く→理解(集中)→覚える
× 書く→ただ書けばいい(集中してない)→覚えられない
これが、読む方法だと読んで覚えていなかったら、改善しなきゃと考えると思うのですが
書くというのはノートなどに目に見える成果物が残り、
覚えていなくても勉強をしたという気持ちになりやすいのです。
なので書く勉強法を行うときはしっかり覚えているか、理解しているかということを確認していく必要があります。
書く勉強法は確かに時間は少し掛かってしまいますが、自分に合っている勉強法でやっていくことが大事だと思います。