ネットフリックスでゲーム「ウィッチャー」の原作小説がドラマ化決定。
大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のようなドラマになりそうだと公開前から期待が高まっています
ゲラルド役になったヘンリー・カヴィルは、ゲーム好き。
「ウィッチャー3 ワイルドハント」を2度クリアし、原作も読んだとアピールしゲラルド役を熱望しました。
ヘンリー・カヴィルは映画「マン・オブ・スティール」でスーパーマンを演じていてさらに、2020年公開予定の映画「Enola Holmes」ではシャーロック・ホームズを演じます。
そんな有名な役を次々に手にしているヘンリー・カヴィルは一体どんな人なのか調べてみました!
ヘンリー・カヴィルの幼い頃から学生時代
ヘンリー・カヴィルはチャネル諸島のジャージー島のバイリウィックで生まれました。
イギリスとフランスの間にある離島で、イギリス王室属領だそうです。
1983年5月5日生まれなので、2019年で36歳です。
母親は専業主婦で、父親は株式仲買人。
ヘンリー・カヴィルは5兄弟の4男です。
兄のピアは元陸軍士官で、ニックは国立海兵隊の少佐をしていました。
サイモンは金融業、末っ子のチャーリーはマーケティングの仕事をしています。
ヘンリー・カヴィルは、私立のSt Michael’s Preparatory Schoolに通ったのちに、
イギリスのバッキンガムシャーにある名門St Michael’s Preparatory Schoolという寄宿学校へ入学します。
この学校は卒業生に王族系の人がたくさんいました。
グレース・ケリーと結婚した、モナコの王子レーニア3世やユージェニー王女の夫やハリー王子の元恋人などなど。
この学校がラッセル・クロウの主演する映画「プルーフ・オブ・ライフ」(2000)のロケ地となります。
ラグビーをするエキストラ役をヘンリー・カヴィルや在校生が演じることに。
ラッセル・クロウがやってきて大騒ぎする同級生たち。
幼いころから俳優になりたかった当時16歳のヘンリー・カヴィル。
同級生たちと騒がず、1人でラッセル・クロウへ挨拶をしにいきます。
そして、「俳優になりたいのですが、実際はどうなのか」と質問しました。
ラッセル・クロウは親切にいいところも悪いところも答えてくれたそう。
さらに後日「1000マイルの旅の最初にステップをふみだした君の健闘を祈る」とメッセージと共に、
サイン入りの写真とラッセル・クロウのバンドのCDやお菓子が届きました。
ヘンリー・カヴィルは感激し、そのプレゼントを宝物として大切に保管しました。
演技のキャリアは17歳から始まります。
映画「ラグーナ」(2001)やテレビ映画「さようなら、ミスター・チップス」(2002)へ出演。
18歳のときに、映画「モンテ・クリスト伯」(2002)で10キロ痩せるのを条件にアルベール・モンディーゴ役を獲得。
今では想像もつきませんが、このときヘンリー・カヴィルは太っていたそうです。
13歳から寄宿学校へ通っていたときに、1日3、4回も母親に電話をかけて寂しくて泣いていたというヘンリー・カヴィル。
その寂しさを食事で紛らわせていたため、体重が増加。
デブのカヴィルと、いじめられたこともありました。
「モンテ・クリスト伯」のオーディションで、あと10キロ痩せないとダメだと監督が母親へ伝えたのだとか。
自分に直接に言われなかったことへ悔しさからのがんばりと、母親が食事をダイエット食へ変更してくれるという応援もあり減量に成功。
「モンテ・クリスト伯」でアルベール・モンディーゴ役を演じました。
ヘンリー・カヴィルの出られそうで出られなかった映画
ラッセル・クロウから手紙をもらえる、映画にも出ているしスムーズにキャリアを重ねていきそうだったヘンリー・カヴィル。
ですが最初のころは役が思うようにとれなくて、軍隊に入ろうかと真剣に考えた時期もありました。
いいところまで行くのですが、最後の最後で落とされることが続きます。
映画「ハリーポッターと炎のゴブレッド」(2005)の上級生セドリック・ディゴリー役。
ロサンゼルスのマンハッタンビーチの近くで2回オーディション受けましたが、ロバート・パティンソンに持っていかれます。
映画「バッドマン ビギンズ」(2005)のバッドマン役の最終候補に残るも落選。
自分から電話して役がとれなかったことを知ったそうです。
映画「007 カジノ・ロワイヤル」(2006)では、6代目ジェームズ・ポンド役オーディションにダニエル・クレイグと共に参加。
マーティン・キャンベル監督に有力候補といわれるも、当時23歳と若すぎると見送り。
映画トワイライトシリーズでは、原作者のステファニー・メイヤーから直々の指名で、エドワード・カレン役にと押されます。
しかし当時25歳で、高校生を演じるには年齢が高いということで、またしてもロバート・パティンソンに決まります。
映画「スーパーマン リターンズ」(2006)では、一度スーパーマン役へ決まりました。
当初の予定ではマックG監督により製作される予定でしたが、予算などでゴタつき監督が変更。
監督が変わりスーパーマン役が白紙になったこともありました。
最終選考まで行っても役がもらえないので無収入。
そのころはジャージー島の実家とロンドンを拠点で生活していました。
オーディションのためにロサンゼルスに行くことがあるので、その交通費のためにナイトクラブでバイトをする日々。
何年も努力をしているけど、なにもつかめていない。
もう無駄なのではないか。
という思いがこみ上げてくる日もありました。
兄が2人軍隊に入っていた影響から、自分も軍隊に入隊するのが向いているのではないかと揺れたこともあったそう。
その思いは、映画「マン・オブ・スティール」(2013)のスーパーマン役に選ばれてからも消えなかったといいます。
衝動的に入隊の電話をしそうになったこともあったと話していました。
ちなみにヘンリー・カヴィルは、「マン・オブ・スティール」のスーパーマン役のオファーの電話がかかってきたときに、ゲーム「World of Warcraft」をしていていました。
監督からの連絡だとわかっていましたが、ゲームが盛り上がっていたので電話を無視してプレイを続行したくらいゲームが大好きです。
この「マン・オブ・スティール」ではスーパーマンの父親役をラッセル・クロウが演じました。
10代のころに憧れの人だった人と同じ舞台で仕事ができるという大出世をしています。
ヘンリー・カヴィルのトレーニング
スーパーマンのために筋肉トレーニングをし、ムキムキの体を作ったヘンリー・カヴィル。
そのトレーニングを担当したのは、アメリカの登山家のマーク・トワイト。
マーク・トワイト はドーピング剤に反対のトレーナーなので、筋肉トレーニングと食事とサプリメントであの体を作り上げたようです。
サプリメントは主に、マルチビタミンや必須脂肪酸、プロバイオティクスで、夜寝る前にマグネシウムを摂取したといいます。
1日のトレーニング時間は2時間30分。
それを週に5〜6日行うルーティーンで、スーパーマンの撮影をしていたそうです。
ヘンリー・カヴィルの俳優をする理由?お金だよ♡
ヘンリー・カヴィルはインタビューで、
「これを言うのは警戒するし、眉をひそめられるかもしれないけれど、
ただ芸術のために俳優をしているわけではありません。
お金は素晴らしいものだし、たくさんギャラがもらえる俳優になりたい。」
と正直な胸の内を明かしていました。
そんなヘンリー・カヴィルの純資産は2000万ドル(約21億6800円)と推測されていました。
有言実行ですねー!
ヘンリー・カヴィルの恋人たち
ヘンリー・カヴィルは現在独身。
どんな人たちとお付き合いしてきたか振り返ってみます。
馬術競技選手のエレン・ウィテカーと2009年ごろから付き合いはじめ、婚約もしましたが2012年8月に破局。
2013年の夏、女優のケイリー・クオコと付き合い数週間で破局。
2012年9月に交際発覚して10ヶ月交際したのち別れ、2013年10月に復縁し2014年にまた破局した格闘家のジーナ・カラーノ。
ジーナ・カラーノとは秋田犬を共同で飼っていました。
カルと名付けられ、別れたあともヘンリー・カヴィルのインスタによく登場しています。
2016年にはナイトクラブで出会った19歳の大学生タラ・キングと付き合っていましたが、破局。
2017年はスタントマンのルーシー・コルクとも1年ほど付き合い破局。
その他にも短いお付き合いを色々としているようです。
現在長く付き合っているような彼女は見当たりませんでした。
ヘンリー・カヴィルの主な出演作や次回作品
ヘンリー・カヴィルは映画「マン・オブ・スティール」(2013)、
その後は映画「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」(2016)や
「ジャスティス・リーグ」(2017)でスーパーマン役を演じています。
スーパーマンは降板の噂が絶えないですが、はっきり降板するとは発表されていません。
映画「ミッションインポッシブル フォールアウト」(2018)ではオーガスト・ウォーカー役で出演しました。
2020年にはシャーロック・ホームズ役で映画「Enola Holmes」に出演予定です。
また7代目のジェームス・ボンドにも強い興味を示しています。
6代目のときは年齢が若すぎましたが、現在なら年齢はちょうどよさそうなのでジェームス・ボンド役もあるかもしれません。
そしてこれから公開されるドラマ「ウィッチャー」のゲラルド役。
どんな演技を見せてくれるのでしょうか。
今から「ウィチャー」が楽しみですね!