トーク

レイチェル・ロイの「好きな服だけ着ればいい」レビュー

ファッション

服を選ぶときに、なにも着たい服がない。今まで好きだった服が、しっくりこなくなる。
だれも見てないしもう楽に着られればいいと、服を着てもなんかテンションが上がらない。
どういう服を着たいかもボヤッとする。

前はもっと服選びとか楽しかったけどなー、なんでなんだろ。
と思っていたときに出会った本が「好きな服だけ着ればいい」レイチェル・ロイ著作です。

今さらファッションをがんばったって、ねえ?意味ある?と思っている人にこそ読んでほしい本です!

「好きな服だけ着ればいい」この本は、服のことについての本なのですが、それだけにとどまりません。
自分のスタイルを確立する。それは自分で選択していくものという強い信念がこの本から溢れています。

洋服を選ぶのが面倒くさい問題

いきなりですが、オシャレって面倒じゃないですか。
だからついラクチンに着ることができる服ばかり着ることが多いです。
いつの間にか着やすいからと思っていましたが、手抜きの服を着ていました。
だから着たい洋服がわからなくなってきたのかも。

気をつけてほしいのは、手抜きは快適ではないということ

快適なのは、自分を大切に扱っていること。

どこかに行くとき、何かをするとき、あなたはハイレベルな自分でありたいと思っているはず。
そのとき、何よりも自分自身が、ベストバージョンの自分を感じることが大切なのです。
もちろん、そうは言ってもいつでも完璧な服を着なければならないわけではありません。動きやすい、でもかっこいいというおしゃれな服は、大丈夫、思ったよりも簡単です。

楽だからこれでいいか〜と選ぶのと、おしゃれで動きやすいからこの服を選ぶって心意気が違いますよね。
ハイレベルな自分でありたいからこの服を着るというのと、だれも見てないしこれでいいやって服を着るのって洋服だけではなく歩き方とかも違いが出そうに思いました。

カジュアルでオシャレな服を着ている人ってかなり上級者だと思います。
選ぶときの気持ちから違うのだなーという発見でした。

着たい服を選ぶヒント

すきな服がよくわからなくなったとき、自分の気持ちやしたいことに迷ったときではないでしょうか。
着たい服がない。それは意外にもチャンスのときです。

おしゃれとは、もともと自分が幸せになるためにするものです。

作者のレイチェル・ロイは、自分のブランドの服がミシェル・オバマに着用されたりしている人気のデザイナーです。
はじめのキャリアはショップ店員をしたあと、アパレル会社の雑用係として働いていました。

レイチェル・ロイは自分の理想の人生をイメージして、その人生を送っている人になりきることを勧めています。
夢はCEOだったので、雑用係りでしたがCEOのような服で仕事をしていたそうです。
クリエイディブ・ディレクターに昇進するまで、7年の間ずっと目指すポジションにふさわしい洋服を着ていました。

動きやすい手軽な服を着よーってなってしまいそうなのに、理想の自分が着ている服をずっと着用し続けるってすごいですよね。
雑用で郵便の仕分けをする係だったらしいのですが、CEOのような服を着続けた理由が2つありました。

自分の気持ちが単純に上がるからという理由と、
上のポジションにふさわしいのを他の人に気づいてもらうため。

7年ですよ。途中でなれないかもと思うようなこともあったと思います。
ちゃんと自分がなりたい理想はこう!と決めて貫く。
服装を味方にする。生き方が素敵です。

どんな服を着たらいいかわからないと、モヤモヤしていたのは理想のイメージを見失っていたからかもと思いました。
自分のなりたいもの、好きなことをはっきりさせるために、ビジョンボードをつくることもおすすめだと詳しく書いてあります。

「好きな服だけ着ればいい」おすすめポイント

この本のおすすめポイントは自分のスタイルをどう確立するか。スタイルを持って服を着るとその服が夢を叶える。といった作者自身の体験談が書いてあるところ。
また他のだれかに気に入られようとして生きようとしないなど、服を選ぶ時に役に立つことだけではない話が書いてあるところがこの本の素敵なところです。
そして、服がそんなに自分の人生に影響を及ぼすことがあるのだということが知れます。

ついつい面倒臭くて、服〜てきとうでいいかな〜っていうのではなくて、夢を叶える手助けをしてくれるアイテムと考えるとまた違った気持ちになりました。
表紙もページもカラフルで、見ていてワクワクしてきます。

ひとつひとつ自分の周りのことを粗末にせずに大切に扱うことって、おざなりにしてしまうけど大事だよーと全力で教えてくれる本です。

洋服選びで迷ったらぜひ読んでみて

役立ちアイテムとか載っていますが、主に考え方とかに重点が置かれています。
実際に、ファッションデザイナーとして成功した人の話なのでおもしろかったですよ。
テクニックがたくさん載っている本を読んでしっくりこなかった人や、オシャレな人の考え方を知りたい人におすすめです!